FMラジオ12 (RDA7088)
RDA7088 によるFMラジオ更新:2012/06/09, 2012/07/01, 2012/07/09, 2012/09/17, 2012/09/18, 2012/09/24, 2014/12/14
はじめに 電子部品の某通販サイトで買い物をしたところFMラジオ用IC RDA7088をおまけで貰った。このICはFMラジオ9で利用したaitendoのFMラジオモジュールKIT-FM-RDA7088に載っているICと同じもの。 | |
ピッチ変換のためサンハヤトのICB-010を調達。 (ここまで 2012/06/09) | |
ICB-010にRDA7088と32.768kHz水晶を実装(上)。 部品のリード線の切れ端を通して実装用のピンとした(下)。 | |
ブレッドボード上に最低限の配線をして受信できることを確認。
(ここまで 2012/06/24) | |
左はここまでの実験回路。 | |
プッシュボタンを使ってみたが、
ハードウエアスイッチではaitendo版と同様、確実な電源オンオフが出来ない。 RDA7088自体がこのようなハードウエアスイッチを使うこと想定していないようだ。 (ここまで 2012/07/01) | |
dsPIC30F2012マイコン(トランジスタ技術2007年8月号付録)で実験ボードを作成(写真左)。
2SC1815Yを介してRDA7088の操作を試してみた。 確実なスイッチングができています。 ただし、dsPIC30F2012の電源電圧範囲はRDA7088とずれているので別のマイコンを選択します。 (ここまで 2012/07/08) | |
HT82V739でオーディオアンプを作成。これもブレッドボードでテストし易いように単独でボードにまとめた。 | |
プロセッサに"PIC16F88"を使い、ブレッドボード上で総合テスト。 音量調整はVRで行う。(RDA7088自体の音量調整機能では小刻みな調整が出来ないことをaitendo版で経験しているので) | |
TAKACHIのSY-150Bに組み込んだ。 主電源スイッチをリアパネルに配置。電源は単二電池2個。スピーカは6.5cm径。 各デバイスの電源電圧範囲: RDA7088 : 1.8~3.6V PIC16F88 : 2.0~5.5V HT82V739 : 2.2~5.5V 受信時には45~50mAの消費電流がある。電池2個でどれだけ持つだろうか。 | |
フロントパネル プッシュボタン3個(POWER, SEEK+, SEEK-)、LED、VR、ロッドアンテナ、を配置している。 フロントパネルのPOWERスイッチはデバイスのEnable状態のコントロールのため。RDA7088は電源が印加されている間は受信周波数を記憶している(その間も最大10μAの電流が流れる)。 (ここまで 2012/09/17) | |
最終的な回路図。 ソースはこちら。 オフ移行時にプッシュボタンを押してからHT82V739がDisable状態になるまでに5秒程度間を置いている。 これはRDA7088がオフになったことを耳で確認するため。 (ここまで 2012/09/18) | |
デスクトップラジオとして使える。 居間と仕事部屋は南向き(名古屋方向)なので名古屋の主要3局は問題なく受信できる。 はたして岐阜FMを受信できるか、と思い北向き(岐阜方向)窓で受信してみたところなぜかFM三重が受信できてしまった。方角は全く逆なのに謎である。(初めてFM三重を聴いたような) (ここまで 2012/09/18) |