FMラジオ8

当初はステレオラジオとして製作を開始したが、約3年の放置期間の後、モノラルラジオとして完成させた。

更新:2010/02/27, 2010/05/02, 2013/11/10, 2014/12/14


当初の回路プラン

TA8122の実装

ピン間隔の小さいTA8122を普通のユニバーサルボードに斜め付けした。

ボード上の部品実装

オーディオアンプ部はボードを継ぎ足して実装した。

ケース組み込み

ケースは他の製作のために買い、使わずじまいだったもの。

(現時点での)完成した姿

ケースが小さいためステレオに聞こえないが、確かにステレオである。
現時点では同調がぴったり合ったときブーンという発振音がしてかなり耳障りだ(ステレオでもモノラルでも変わらない)。
(ここまで 2010/02/27)

もう一つ気になるのが、”強い音(?)”に”ブツッ”というようなノイズが乗ることだ。このノイズは音量を絞ったときには出ない。

オーディオアンプ交換

”ブツッ”というノイズはもしかしたらオーディオアンプが非力なためか、と予想できたので、以前の製作からTDA1517使用のアンプのボードを取り出して交換した。
これでこのノイズは収まりました。しかし同調時のブーンというノイズは改善しません。

パスコン追加と現状の回路(一部)

ネット上の作例を参考にして、左の図の赤で示したコンデンサを追加してみた。これによりブーンというノイズが大幅に改善することができました。(耳を澄ますとまだ聞こえますが)
(ここまで 2010/05/02)

再開(大幅な改造)

3年以上眠っていたこのラジオを再開することに。目標は、
  • モノラル専用とする
  • ケースの組み替え(今までの無骨な金属ケースをやめたい)
  • AM対応

ケース内部

  • ケースはTAKACHIのSY-150A
  • オーディオアンプは386D(「エレキジャック No.4」(CQ出版社)のAMラジオ基板のオーディオアンプ部分を切り離した)
  • AM対応はうまくいかない。結局FM専用に。

最終回路

ケースに組み込んでから改めてC1/C2を調整し、それぞれ10p/12pとした。周波数の高い局がベストになるように選択したので低い局が少し不利になった。

外観

全面にダイヤル、ボリューム、チューニングLEDを配置。
側面にアンテナ端子、電源スイッチ、電源コネクタを配置。

完成

起動後しばらくは同調がずれますが、その後は安定し、音質も上々なので愛用機の一つになりそうです。
不細工な全面アルミケースという体裁からも開放されました。 (ここまで 2013/11/10)


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