FMチューナ 試作

FMチューナの詳細な製作過程をここにまとめた
部品名
TA8122ANAM-FMチューナ用IC。FM部のみ使う。
ICB-01Bサンハヤトの足間隔1.778mm用ユニバーサルボード。1000円ぐらいする。
CSB456E456kHzセラロック。(注1)
ICB-01B上の部品配置を検討する。周辺の2.54mmピッチのエリアにほとんどの部品を配置できる。部品面から見たところ。

LA1800(三洋電機)の製作で使った実装方法がTA8122にも使えるかもしれない。(09/04/05加筆)
ボードの加工。
  • 既存の穴にICの幅が合わないので、片方の足の列について穴を追加
  • FCZコイルのケース用の穴を追加。片方の足についてのみ空けている。
  • CSB456Eの穴を拡張
  • 一部のプリントパターンを切断
ケースの加工。前面には電源LED、バリコン、チューニングLED(TA8122の10番ピン)。 背面にはUSBコネクタ(PCから電源取得)、RCAジャック2チャンネル、アンテナジャック)。 (PCと一緒に使うことを想定しているので電源スイッチなし。)
ボードに部品を実装。
ハンダ付け面。グランドラインの一部にアミ線を使ったが、見た目に少々きたない感じ。
ケースにボードを組み込み配線まで終了した。ボード上のLEDはステレオLED(TA8122の11番ピン)。チューニングできているかの印になるので、これもケース前面に配置した方が良かった。(改造2で前面に出した。)

FMチューナ 改造1

改造1で作り込んだプリアンプは改造2で取り外してしまった。

プリアンプのコイル形状の計算過程。「高周波回路の設計・製作」(鈴木憲次著、CQ出版社、1992年)の37〜38ページに依った。タップ位置を決めるのに使っている300Ωという数字は市販のT型FMアンテナのインピーダンス。
コイルの製作。8mm径のアクリルパイプを使用。
ボード上にプリアンプを作り込み。
ボードの裏。赤はVCC(+5V)、黒はGND、緑はアンテナ、黄は同調用バリコン。OSC信号を取り出す同軸ケーブルもあるが、これはその後外した。

注1:455kHzにくらべて456kHzのものは入手しにくいらしい。TA8122ANを購入した通販サイトには455kHzのものしか無かったし、大阪のいくつかの店でもそうだった。そのためか455kHzのものを使っている事例もネット上にある。ところがなぜか地元の店で456kHzを発見した。戻る

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更新:2008/06/22, 2008/07/06, 2008/12/21